【LEATHERMAN】 STYLE PSのレビュー

【LEATHERMAN】 STYLE PSのレビューガジェットとギア

以前の記事でも登場したLEATHERMANのマルチツール、スタイルPSをご紹介します。
ナイフ無しでちっちゃなやつです。

LEATHERMAN(レザーマン)とは。マルチツールの老舗だよ

ほとんどのラインナップがマルチツールなアメリカのナイフメーカーです。

日本法人がありますので詳しくはそちらを。

正規品は25年保証。初期不良もあるらしいので正規のがいいんじゃないっすかね

LTJ(レザーマンツール・ジャパン)マークのついた正規品には25年保証が付きます。

あと個人的には経験ないのですが、レザーマンって初期不良がたまにあるらしい。
はした金欲しさに不良品つかまされたくないので、レザーマンは正規品買うようにします。

爆弾解除と言えばレザーマン。スピードとか映画にやたら出てくる

LEATHERMANといえば爆弾解除。

映画「スピード」がスクリーンにおけるレザーマンの初出と言われています。
キアヌリーヴスがバスに仕掛けられた爆弾を解除するアレですね。

もちろん軍での使用もあるようで「ハートロッカー」でも登場。
プロっぽくていいっすね。

最近では「トゥームレイダー(2018)」でミイラの指を引きちぎったりしているようです。

レビュー。ナイフレスで職質も安心!(保証はできません)

STYLE PSはマルチツールシリーズの中でおそらく一番小さいモデルです。
(※カード型を除く)

中でも特筆すべきはナイフレスという点。
保障こそできませんが、軽犯罪法に抵触する可能性は低いでしょう。
(とはいえ目的なしに常備するのは微妙かも…)

ひらき。

非常にスムーズに開きます。昔フルサイズのを持ってたんですが、結構硬かった覚えがあるので感動。

いわゆるスイスアーミーナイフと異なる、プライヤー(ペンチ)に多機能を搭載したような形状。
これこそがレザーマンですよね。

話それますが、わたくし人生で職質を受けたことがないんです。
仕事がけっこう自由なので、ヒゲを生やして昼から私服でブラブラしてたりするんですが何故か一向にされない。
怪しいの一線を越えてしまって警察も手をださないんすかね。

余談でした。

スペック

材質:ステンレススチール(420HC)、ガラス繊維樹脂ハンドル
サイズ:全長7.5cm(プライヤー収納時)
重量:44.7g

軽い!

各部の詳細とその機能

公式HP記載の機能は8つ。

・スプリングアクション・ニードルノーズプライヤー
・スプリングアクション・レギュラープライヤー
・スプリングアクション・ワイヤーカッター
・ハサミ
・フラットプラスドライバー
・爪ヤスリ
・ピンセット
・カラビナ/栓抜き

それぞれがどれなのか見ていきましょう↓

・スプリングアクション・ニードルノーズプライヤー
・スプリングアクション・レギュラープライヤー
・スプリングアクション・ワイヤーカッター

上記3つの機能がこちら。
先端がニードルノーズ(あまり尖ってはいませんが…)、真ん中の粗目のギザギザ箇所がレギュラープライヤー、根本がワイヤーカッターです。

スプリングアクションというのはバネの力で自動で開く機構のことを言っているのだと思います。

・ハサミ

小さいながら、非常に切れ味良いです。こちらもバネ付。
ネットでこのバネが折れるというレビューを散見しましたが、現状問題なし。
2010年代初頭の古いレビュー記事とかもありますし、今は改善されたのでしょうか。

・フラットプラスドライバー
・爪ヤスリ

どう見てもマイナスですが、プラスドライバーとのこと。
精度は高く、先端は恐ろしく鋭いのでメガネのネジもいけます。

側面がヤスリ。かなり粗目で目詰まりもしにくい感じ。

・ピンセット

サイドカバーから引っ張り出せます。
精度は高く、トゲ抜きも難なく。

ただし、引っ張り出すときに結構な力が要りますので気を付けて。

・カラビナ/栓抜き

上部の輪っかがカラビナと栓抜きです。
旅先なんかでビールを飲むときに重宝。

ただ、カラビナの可動部(ワイヤー部)はちょっとガタつきます。
不安なので代わりにパラコードを結んでいます。

サイズ感。ちっちゃいよ!

汚い腕毛をお見せして不徳の致すところです。
私の手は日本人の標準くらい。グローブはメカニクスのMサイズです。

持った感じは大きくはなく小さすぎずといったところ。
小指が余るくらいです。

STYLE CSという兄弟分のカットマンみたいなやつもいるよ

STYLE CSはUS仕様のナイフ付きと日本仕様のナイフレス、2種類あるようです。

変更点(赤・・・PS、青・・・CS)
・ニードルノーズプライヤー
・レギュラープライヤー
・ワイヤーカッター →大型ハサミ。
・フラットプラスドライバー
・爪ヤスリ →ナイフ(日本仕様はパッケージオープナー)

個人的にはPSのほうがよく使う機能が多いように感じます。

ただ、日本仕様CSは岐阜県関市で製造されているらしく、興味が湧いてしまいました。
関なんて言うとお値段以上にワザモノなイキフンがあります。

飛行機機内への持ち込みは? アメリカ系航空は多分OK! でも日系航空は多分ダメです。

旅先で便利なSTYLE PSですが飛行機への持ち込みは可能なんすかね?
調べたところ、TSA(アメリカ運輸保安庁)のCompliant(準拠)製品として本国では販売されているようです。

しかしTSA準拠の根拠や、そもそもの要件等くわしい記載がないため、いまいち分からない。
TSAって仕事適当なイメージありますし。
しかしそれでもお墨付きはあるということ!

実例として個人的な経験を申しますと、
アメリカン及びデルタ航空は機内持ち込みがOKでした(というかノーマークでスルー)。

もちろんこれはケースバイケースですので、持ち込まれる際は必ず確認しましょう。
係員によって対応バラバラだったりしますし、論争になったら英語力的に負けは必然です。

あと日本のJALとかANA、ほか格安航空系は機内持ち込みダメっぽいです。
レザーマンジャパンの人が言ってました。

鼻毛ハサミ持ち込めるんだしいいじゃん!(じゃん)

総評価。スマートでミニマルなレザーマン。

レザーマンは大型多機能の製品が多く、さらに大抵ナイフ付きで日本での携帯には向いておりませんでした。
多機能は持て余すし、ナイフは要らないという私にはドンピシャ。

手の小さい方、初めてマルチツールを手にされる方にいいかも。
この値段でレザーマン製品が買えるという点も良いですね。

参考にして頂ければ幸甚です。

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