ジャングルモック2.0を買ったのでレビュー。
以前のモデルからビジュアル的に大刷新の図られた2.0。以前のモデルは丸っこくてカワイイという見方もできましたが、一方でウォーキングシューズ然な感じがしてダサいといった意見もあり、好みが分かれていた印象です。
そんな初代モデルとの比較と、それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
【メレル】ジャングルモックとは? 歴史は古く、98年に生まれました
ブーツ作りで研鑚を積んだメレルが、優れた機能をスポーツアクティビティ以外のリラックス環境でも取り入れたいと考えて開発された“アフタースポーツシューズ”「ジャングル モック」。1998年の発売以来、瞬く間に人気となり累計販売1700万足(※)、現在でも不動の人気を誇る一足です。サイドのストレッチバンドとかかと部分のループにより楽に抜き履きできます。
(※)2018年 MERRELLより
らしいです。
ジャングルモック(旧モデル)のレビュー
これは僕の初めてのモック。すでに5年以上が経過しています(2020年現在)。
海外赴任の際に一番槍として履いて現地入りしていたくらいのヘビロテ靴なので使用感の塊です。
結構な頻度(週2)で履いてワンシーズンに一度は洗って天日干しをしていましたが、良い感じに年を取っていってる感じです(皆さんは日陰でお干しください)。
それでは以下、メリット・デメリットを箇条書きにて。
最高な点① 「スリッポンなのにアウトドアでも歩ける」
最強のお散歩靴。
スリッポンというとガポガポしがちですが、気持ちよくホールドしてくれます。エラスティック(ゴムバンド)が太く厚みもあるので、包容力は高く、耐久性もアリ。伸びにくいよ。
なんといってもヒールカップ(かかと)形状が秀逸で、脱ぎ履きが楽です。
旅先って靴の脱ぎ履きが煩わしかったりしますよね。
国内であればホテルや温泉はもちろん、飯屋なんかでも座敷がありますし。
それでいて、荒涼とした砂漠や古代文明の遺跡でも普通に歩けちゃう。
脱ぎ履きがイージーなのにしっかりしたホールド感でどこ歩いても安心です。
最高な点② 「高耐久で、洗えて、お手入れ簡単」
表面の革は、作業用手袋に使われるようなピッグスキン(豚革)で強靭かつしなやか。
前項で述べた通り、ガシガシ洗ってますが僕のは問題ないっす。普段も特別な手入れはせずブラッシングぐらいしかしていません。
ソールに関しては、結構な頻度で履いた上、4年経ちましたがツンツルテンにはなってません。
つよい。
ちなみに僕は体重80Kg超で、基本ソール殺しで減りは早いタイプです。ご参考までに。
ダメな点『雨の日はマジで滑る』
メレルあるある。MOABとかトレッキング系も軒並みダメですよね
メレルオリジナルソールは軽く、乾いた地面でのグリップは良いのですが、雨天ではツルッツル。パターンはタコの吸盤っぽいですが、ウエットな路面には弱いです。
特に駅の床やマンホール、道路の白線などは怖いですね。雨天では履かないほうがいいかと思います。
一度これを履いて川釣りに行きましたが、無事死亡しかけました。
それと変なソールパターンのせいで、溝に小石が詰まりまくるのも気になります。
非常にダメな点『ダサい』
ウォーキングシューズのお手本のような見た目をしています。
僕は平気で履きますが、いくら機能性があっても結局オシャレは足元から。かっこいいの履きたいですよね。
そこで真打の登場です。
ジャングルモック2.0のレビュー。デザイン大きく変わり、ビブラム装備やで!
昨年発売(2018年)
おニューでピッカピカです。履きづらい。
甲のあたりはまんまですが、ヒールカップは踵を包むようにそそり立ち、シャープな造形で、Vibram(ビブラム)のロゴがサイドについています。ステキですね。
それでは以下、メリット・デメリットを箇条書きにて。
最高① 「ダサくない。コーデしやすい今風デザイン」
初代モックの見た目が気にならなくなるまで履いた僕にとって新型はあまりに眩しい。
シャープでハイテクっぽい見た目は今のスニーカーのトレンドの様でもあり、以前より合わせやすそう。
2.0の名の通り、アップデートされたジャングルモックという感がヒシヒシと感じとれます。
最高② 「先端が幅広になったよ。更に日本人の足に合うサイズ感に」
サイズ感は多少変わりました。
入口は少しきつく、先のほうは余裕ある作りになっています。
入口はしっかり目のホールド感、しかし足先に窮屈さは無く、平べったい足の日本人的には最高です。
純正アジアンフィット的な。
でも人によってはサイズも変わるかも。試着をオススメします。
ちなみに僕は旧モデルより0.5センチ小さいサイズを買いました。
最高③ 「メリットしかないビブラムソールになったよ」
ビブラムを採用。お値段あんま変わらないのに。
網目状のパターンがかっこいい。小石が挟まってしまうことも現状無し。
そして、雨天時のグリップが改善されています。
梅雨の時期にかなり体感できました。
さらにミッドソール(白い部分)はクッション性が向上し、フカフカとした履き心地。
ハイテクスニーカーみたいで毎日履きたくなります。
微妙① 『ゴアテックス仕様はまだない』
まだ出たばかりで、ゴアテ仕様はラインナップにありません。
ただ、ゴアの靴って乾燥に時間かかるので普段履きレベルだと個人的には要らない(笑)
微妙② 『色が少ない。カラバリが欲しい』
重箱の隅でしかありませんが、色が少ない。
せっかくカッコよくなったのに、、、。
個人的にはビビットなオレンジとか、ブラックアウトしたやつとか欲しいです。
ジャングルモック2.0のメリット・デメリット
メリット
・先代から引き継いだ歩きやすさ
・かっこよくなった
・ビブラムソール化
・幅広
・スリットが深くなり、脱ぎ履き楽でフィット感UP
デザインが変わったことで、普段履きとしてより使いやすくなっています。
また、機能性の向上も著しいです。
ジャングルモック2.0のデメリット
・色が少ない
僕が感じるのはこれぐらいです(笑)
あ、もう一点だけ、販売店が少ない気がします。
フィット感も変わったので試着はマストだと思うので、これは困ったもんです。
ジャングルモック(旧)とジャングルモック2.0の比較画像
以下、比較画像をぺたぺた貼ってまいります。
機能的な進化もそうですが、ダサいとコキ下ろしてきたのも納得いただけるかと思います(笑)
総評価。最高のスリッポン靴
相も変わらずよいものです。
見た目が良くなったことで、初めての方にも胸を張ってオススメできます(笑)
ただ一点だけ、調節の幅の狭いスリッポンですので、試着はマストです。
これまで足幅でサイズを選んでいた方は0.5程、サイズダウンするかも。
紐を結ぶことさえ億劫になった現代人にぜひオススメしたい。
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