SEE ALL Open Sight Mk2のレビュー。ドットサイトが乱視で歪む人にオススメ

SEE ALL Open Sight Mk2のレビュー。ドットサイトが乱視で滲む人にオススメな実物光学機器エアソフトガン

アメリカ製の光学機器See All オープンサイトMk2を買ってみました。トリチウムは入ってない方です。
今回はSee Allの公式サイトから購入。定価99.95USDのところ、59USD(6000円ちょっと)で買わせてもらいました。

乱視持ちにはドットサイトが勿体なく感じる

ドットサイト にじむ

私、レッドドットが滲むんですよ。
「ゲームだともっときれいな点じゃん」「写真だと綺麗な点なのに」なんて思ってました。

残念ながら乱視の症状だったんですね。

かつて実物なAimPointを買ったところドットが滲み、MOA(照準器の精度的なものの単位)がナンボとか意味を成さなくなり勿体ない思いをしました。
(エアソフトガンではそこまで関係ないとは思いますが)

解決策としては乱視矯正とかレーシックとかありますが、日常生活で大して不自由に感じてないのになんか面倒です。

そしてこの現象はドットサイト特有なので、スコープとかマトモなホロサイト、プリズムサイトあたりを使った方が手っ取り早いです。

そんなこんなで乱視でもマトモに動作する、マイクロな実銃用サイトを買ってみた

ボードゲームの箱みたい

先ほどスコープやホロサイトで代替できると書きましたが、ちょっとでかいし、マトモなホログラフィックはちょっとお値段が張ります。もっとコンパクトでカジュアルに使えるサイトが欲しい(あと珍しいのを使ってみたい)。
ということでこの度See All Mk2を買ったわけです。しかも実物、というか実銃用サイト。ハンターやシューター向けで、軍や警察では使ってなさそうですけどね。

Mk2という名前の通りMk1もあります

Credit. SeeAll

ちょっとダサい、、、。前から気になっていたのですが、かっこいいマークトゥーが出たのを機に買った感じです。

スペック表。アメリカ製だそうですよ

説明書とナットと六角レンチが付属

横幅:1インチ(2.54cm)
縦幅:2.7インチ(6.85cm)
高さ:1インチ(2.54cm)
重量:2.4オンス(68g)

本体素材:6160アルミニウム合金 アルマイト処理
レンズ素材:ポリカーボネート(Guts)
レティクル:クロスヘア(8MOA)

そして、100% アメリカ製らしいです。
公式HPに誇らしげに書いてありましたが、それがものづくりにも活かされてるといいですよね。

各部詳細とか。サイト調整はその場で簡単にできそう

先ほどのスペックの通り、本体はアルミ合金製で軽く、質感もいい感じです。

上から見た図。

底面。ウィーバーレール対応とありましたが、ネジ一本固定なのでピカティニーも問題なさそうです。

調整はここに付属の六角を突っ込んで回すだけ。簡単です。上からぶっ刺す穴が高低調節、横からのが左右調節です。六角はインチ工具っぽいですが、手元の2mmも入りました。しかしちょっとキツめ。

SeeAllの仕組み。かなり面白い照準ギミック

手前のレンズを通して、奥にある蛍光グリーン色のレティクルを見ます。

するとこんな感じにレティクルが拡大されて浮かび上がります。イメージ的には虫眼鏡付きのリアサイトでフロントサイトを拡大して見せているような仕組みです。面白いですよね。
また、レティクル部は透明で集光性があり、晴れていればかなり鮮明に照準が浮かび上がってくれます。

レティクルはDELTA(▲)とCrossHair(+)の2種類。サイティングは慣れが必要

僕はクロスヘアにしてみました。タクティカルなイキフンです。

サイティングは慣れないと難しそうです。
特に射撃姿勢を一定にしづらいピストルで顕著。このあたりはドットサイトでも同じですが、光るレッドドットの方が流石に瞬時の視認性は高いと思います。

デメリット:集光前提なので、暗い場所では使えない

デメリットとしては集光前提なので、光が無いと使い物にならないです。
暗い屋内はもちろんですが、森林フィールドの木陰レベルでもキツいようであれば、ちょっと考えもの。

このデメリットを払拭するためのトリチウム版ですが、輸入の際に事故りそうなのでやめました。

とりあえずAAP-01に装着

なんかレーザーでも出そうになってしまいました。

しかもちょっとデカい。とはいえピストル用は別にあるのでそれも当然です。ただしピストル用はリアサイトを外してドブテイルに直付けする方式のようで、トイガンとの互換性問題がありそう。

それと手元のライフルにも取り付けてみたのですが、低めなのでライザーが欲しかったです。

トリチウム版は規制値的な問題で事故りそう

気になるトリチウム版ですが、メーカーに問い合わせてみました。

1GBQを含有しているそうです。

トリチウムの下限数量は1GBqらしいのでぴったりでは事故りそうです。
しかも容器の密封証明と通関手続きに書類申請等面倒が多いですし、どうやら破棄となった際の手続きはかなり面倒そう。
貿易は品目によって色々ルールがあるのですが、放射線同位元素周りはさすがにダンチで難しそうですね。

こんなニュースがありました。

まとめ:珍しいガジェット好きにはアリかと思います。

面白い発想の光学サイトで買ってよかったです。

現在コロナで世界中マヒってますが、国際郵便網は割と機能しています。今回のUSPS然り。
せっかくなので皆さんも海外通販に手を出してみてはいかがでしょうか。

ただし、当記事で挙げたトリチウムなど輸入制限が関わるものには要注意です。実際に今回のSeeAllも税関で開封されています。

日本の税関って優秀で、バレてなかったーと思ってたら泳がされてたーなんて話を外国にいたときに聞いたことがあります。この辺はぜひ気をつけていきましょう。

See All、面白いと思いますよ。

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